背中と自律神経の関わり
こんにちは
前回Instagramに投稿した自律神経を整えると背中の可動域改善した事への解説です
交感神経の中枢は 脊髄の胸髄(T1〜L2) に存在します。
つまり、交感神経の出発点は胸椎の範囲にほぼ一致します。
上部胸椎は心臓・肺・上肢・頭頸部の交感神経支配
中部胸椎は胃・肝臓・膵臓・十二指腸などの上腹部臓器
下部胸椎と上部腰椎は腎臓・腸・膀胱・生殖器などの下腹部臓器
胸椎周辺の筋緊張や可動性低下は、これらの神経節(交感神経幹)を介して自律神経のバランスに影響します。
交感神経過緊張(fight or flight状態)では以下のような変化が起こります
背筋(特に胸椎〜腰椎周囲)の 伸展筋群が過緊張
胸郭が硬くなり、呼吸が浅くなる
胸椎の動きが制限される(特にT4〜T8付近)
この状態が続くと、
胸椎から出る交感神経の刺激が持続的に強くなり
内臓機能低下・冷え・睡眠障害・緊張型頭痛・動悸・不安感 などが出やすくなります。
胸椎がしなやかに動くようになると
呼吸運動が深くなる(→副交感神経が働きやすくなる)
心肺・胃腸の血流が改善
筋肉の過緊張が取れ、交感神経のトーンが低下
つまり、胸椎の調整=自律神経の調整 に直結します。
なので今回は自律神経を介して胸椎の可動域が良くなり首などの動きの改善に効果があった事になります。
前回Instagramに投稿した自律神経を整えると背中の可動域改善した事への解説です
交感神経の中枢は 脊髄の胸髄(T1〜L2) に存在します。
つまり、交感神経の出発点は胸椎の範囲にほぼ一致します。
上部胸椎は心臓・肺・上肢・頭頸部の交感神経支配
中部胸椎は胃・肝臓・膵臓・十二指腸などの上腹部臓器
下部胸椎と上部腰椎は腎臓・腸・膀胱・生殖器などの下腹部臓器
胸椎周辺の筋緊張や可動性低下は、これらの神経節(交感神経幹)を介して自律神経のバランスに影響します。
交感神経過緊張(fight or flight状態)では以下のような変化が起こります
背筋(特に胸椎〜腰椎周囲)の 伸展筋群が過緊張
胸郭が硬くなり、呼吸が浅くなる
胸椎の動きが制限される(特にT4〜T8付近)
この状態が続くと、
胸椎から出る交感神経の刺激が持続的に強くなり
内臓機能低下・冷え・睡眠障害・緊張型頭痛・動悸・不安感 などが出やすくなります。
胸椎がしなやかに動くようになると
呼吸運動が深くなる(→副交感神経が働きやすくなる)
心肺・胃腸の血流が改善
筋肉の過緊張が取れ、交感神経のトーンが低下
つまり、胸椎の調整=自律神経の調整 に直結します。
なので今回は自律神経を介して胸椎の可動域が良くなり首などの動きの改善に効果があった事になります。
