院内施設Facility

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治療機器紹介Introduction

設備紹介

低出力超音波パルス(LIPUS : Low Intensity Pulsed Ultrasound)骨折治療器

超音波で骨癒合を促進する治療器です。これまで、骨が癒合する(くっつく)までただ待っていた治療期間を、最大で40%短縮できる画期的な治療法です。治療時はゼリーをつけたプローブを患部に当てるだけで全く痛みは感じません。
 骨折後、新たに骨を作る細胞を骨芽細胞(こつがさいぼう)と言います。この骨芽細胞は、間葉系幹細胞と呼ばれる細胞から分化(変化すること)します。間葉系幹細胞は骨芽細胞以外にも、脂肪細胞や軟骨細胞、筋細胞などへと分化することが出来る、色々な細胞の卵のようなものです。この間葉系幹細胞にごく弱い超音波刺激(LIPUS)を与えると、骨芽細胞に分化する際に必須の Runx2 遺伝子の発現が増えることが医学的に明らかにされています。この治療器はこの作用を応用したものです。簡単に言うと、細胞の卵が、骨を作る細胞に変化するように作用してくれる治療器です。
 最近では軟骨細胞や腱細胞の増殖にも効果があるという研究結果があり、当院でも骨折以外のケガにも応用しています。アキレス腱断裂や、靱帯断裂などにも効果的です。

微弱電流治療器 ESPURGE (エスパージ)

微弱電流治療器は μA(マイクロアンペア)という弱い電流の治療器です。したがって治療中にピリピリする感じはほとんどないため、電気治療の苦手な方や骨折して腫れている部位でも治療が可能です。
 微弱電流は損傷した細胞を修復する効果があると考えられています。普段から人間の細胞には、生体電流と呼ばれる μA 単位の弱い電流が流れています。この生体電流に近い電流を微弱電流治療器で流すことによって、細胞内のミトコンドリアを活性させます。ミトコンドリアが活性化すると、細胞のエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)の産生を促進し、タンパク合成が旺盛になります。それによって損傷組織の再生を早める効果があると考えられています。
 また、骨折や靭帯損傷などの組織損傷が起こると細胞の生体電流が乱れ、修復するための損傷電流と呼ばれる μA 単位の弱い電気が流れます。微弱電流治療器はこの損傷電流と同じ強さの電流を通電することによって、組織の修復を促進します。
 まとめると、微弱電流治療器は体にはほとんど感じない程度の弱い電流で、傷ついた組織の再生を早める治療器です。当院では、骨折や捻挫のほか、スポーツなどによるオーバーユース障害などの治療に使用しています。

中周波多目的治療器

クリオス アンフィニでも、従来の干渉低周波電流による治療(2つの異なる搬送周波数を干渉させ、差異の低周波を患部の治療に用いること)が可能ですが、様々な中周波電流を用いた新たな治療モードが搭載されており、干渉波機能はその内の一つということになります。中周波多目的治療器「クリオス アンフィニ」は、干渉波治療器としても、神経筋刺激(NMES)治療器としてもお使い頂けますので、新規開業される先生方にはおすすめの治療器です。

低周波治療器

超音波検査とは、超音波を用いて調べる検査です。体表から体内に超音波を発信し、そこから戻ってくる反射波(エコー)をコンピュータ処理し、画像化します。その画像上のコンストラストから、診断を行います。また、映し出される画像は、リアルタイムで動いて見えるので、位置を確認しながら行う治療、血流動態の観察などにも有用です。
なお、検査時の痛みや放射線被爆の心配もなく、安全な検査といえます。

超音波診断装置

超音波検査とは、超音波を用いて調べる検査です。体表から体内に超音波を発信し、そこから戻ってくる反射波(エコー)をコンピュータ処理し、画像化します。その画像上のコンストラストから、診断を行います。また、映し出される画像は、リアルタイムで動いて見えるので、位置を確認しながら行う治療、血流動態の観察などにも有用です。
なお、検査時の痛みや放射線被爆の心配もなく、安全な検査といえます。