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鍼灸でよく使うツボ
『足三里』

今日は代表的なツボ足三里について


足三里(あしさんり)は、東洋医学で最も有名で重要度の高いツボの一つです。胃腸の調整、体力回復、免疫サポート、疲労回復など幅広く使われ、「万能のツボ」とも呼ばれます。古くから養生・健康維持に重宝されてきました。


「三里」は“ここに刺激すると三里(約12km)歩けるほど元気が出る”という意味が由来の一説です。



場所

膝のお皿の外側下方から、指4本分ほど下。
すねの骨(脛骨)の外側縁からやや外側の筋肉のくぼみにあります。

見つけ方

1. 膝を軽く曲げる
2. 膝のお皿の下外側にあるくぼみを探す
3. そこから指4本分下へ降りる
4. すね骨のすぐ外側で押して少し響く所

押すとズーンと重い感じが出やすいです。



主な効果

胃腸系

* 胃もたれ
* 食欲不振
* 消化不良
* 下痢・便秘
* 吐き気

足三里は胃の代表穴なので、胃腸トラブルには特に有名です。

自律神経・全身調整

* 疲労感
* 倦怠感
* ストレス
* 睡眠の質低下
* だるさ

免疫・体力

* 風邪をひきやすい
* 回復力低下
* 慢性疲労
* 加齢による虚弱感

足・膝の症状

* 膝痛
* 足のだるさ
* むくみ
* 冷え



現代医学的に考えられる作用

刺激により、

* 血流改善
* 自律神経バランス調整
* 胃腸の蠕動運動調整
* 鎮痛作用(内因性オピオイド)
* 抗炎症作用
* 免疫細胞活性化

などが研究されています。

特に足三里は、鍼灸研究でも使用頻度が高いツボです。



押し方(セルフケア)

指圧

* 親指でやや痛気持ちいい強さ
* 5秒押して離す ×10回
* 左右両方

お灸

冷え・胃腸虚弱・疲れやすい人に非常に相性が良いです。

マッサージガン・フォームローラー

周囲筋(前脛骨筋・腓腹筋)をゆるめてから押すと入りやすいです。



などかなりの効果効能になりますが、要注意なのが胃酸過多、逆流性胃炎の方は足三里への刺激はオススメ致しません。

足三里は胃を活性化させるため、より活動すると胃酸が出過ぎてしまう事があるからです。

注意しながら試してみて下さい。