2026.05.08
こんにちは。
最近の自分の鍼灸施術テーマとして血糖値の改善を目指していたりします。
今回は簡単に糖尿病と血糖値についてまとめてみました
糖尿病は単に“甘いものの食べすぎ”だけで起こる病気ではなく、食事・筋肉量・ストレス・睡眠・炎症・自律神経・代謝の低下など、さまざまな要因が関係しています。
血糖値とは?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。
ブドウ糖は体にとって重要なエネルギー源で、特に脳は主にブドウ糖を使って働いています。
食事をすると、
* ご飯
* パン
* 麺類
* 甘いもの
などの糖質が分解され、ブドウ糖となって血液中に入ります。
すると血糖値が上がります。
インスリンの役割
血糖値が上がると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンの役割は、
* 血液中の糖を細胞へ取り込ませる
* 血糖値を下げる
ことです。
つまり、
「血液中に増えた糖を、筋肉や肝臓へ運ぶ係」
のような存在です。
糖尿病とは?
糖尿病とは、
「血糖値が慢性的に高い状態」
が続く病気です。
主に原因は2つあります。
① インスリンが出にくい
膵臓が疲弊し、インスリン分泌量が低下します。
② インスリンが効きにくい(インスリン抵抗性)
インスリンが出ていても、筋肉や脂肪細胞が反応しづらくなります。
特に現代では、こちらが非常に多いです。
なぜ血糖値が高くなるのか?
運動不足
筋肉は糖を大量に消費します。
筋肉量が減ると、糖の処理能力が低下します。
特に下半身の筋肉低下は血糖コントロールに大きく影響します。
内臓脂肪の増加
内臓脂肪は炎症物質を出しやすく、
* 慢性炎症
* インスリン抵抗性
を引き起こします。
お腹周りの脂肪が増えるほど、血糖値は上がりやすくなります。
ストレス・睡眠不足
ストレスが強いと、
* コルチゾール
* アドレナリン
などのホルモンが増えます。
これらは血糖を上げる作用があります。
また、睡眠不足はインスリン感受性を低下させます。
食べ方の問題
* 早食い
* ドカ食い
* 糖質中心
* 食物繊維不足
などは血糖値を急上昇させます。
血糖値の急上昇を「血糖スパイク」と呼び、血管への負担が大きくなります。
HbA1cとは?
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、
「過去1〜2か月の平均血糖値」
を表す指標です。
一般的には、
* 5.5%前後 → 正常
* 6.5%以上 → 糖尿病の診断基準
とされています。
糖尿病が怖い理由
糖尿病の本当に怖いところは、
「血管を傷つけ続けること」
です。
高血糖状態が続くと、血液がドロドロになりやすく、血管内で炎症や酸化ストレスが増加します。
すると、
* 動脈硬化
* 神経障害
* 網膜症
* 腎障害
* 心筋梗塞
* 脳梗塞
などのリスクが高まります。
糖化とは?
余分な糖がタンパク質と結びつく現象を「糖化」といいます。
これは体の“焦げ”とも呼ばれ、
* 血管
* 皮膚
* 神経
* 関節
* 内臓
などを硬く、脆くしていきます。
老化を加速させる原因の一つです。
血糖値を改善するポイント
① 筋肉を使う
特におすすめなのは、
* スクワット
* ウォーキング
* 軽い筋トレ
です。
食後10〜15分歩くだけでも血糖改善効果があります。
② 食べる順番を変える
おすすめは、
1. 野菜
2. タンパク質
3. 炭水化物
の順です。
血糖値の急上昇を抑えやすくなります。
③ 睡眠を整える
睡眠不足は血糖悪化と強く関係します。
* 夜更かしを減らす
* 寝る前のスマホを控える
* 深い呼吸を意識する
だけでも変化が出ます。
④ 炎症を減らす
慢性炎症はインスリン抵抗性を悪化させます。
* 暴飲暴食を避ける
* 加工食品を減らす
* 適度に運動する
ことが重要です。
東洋医学的にみる糖尿病
東洋医学では、
* 「陰虚」
* 「瘀血」
* 「痰湿」
などの状態が関係すると考えられます。
特に、
* 血流低下
* 内臓疲労
* 自律神経の乱れ
が慢性化すると、代謝異常につながりやすいと考えられています。
そのため、
* 睡眠
* 胃腸
* 呼吸
* ストレス管理
も重要視されます。
まとめ
糖尿病は単なる「糖の病気」ではありません。
* 筋肉量
* 炎症
* 自律神経
* 睡眠
* 食習慣
* 血流
など、全身状態と深く関係しています。
血糖値は生活習慣によって大きく変化します。
早めのケアを積み重ねることで、
* 疲れにくい体
* 血管を守る
* 老化予防
* 将来の病気予防
にもつながります。
生活習慣をちゃんとしておかないと糖尿病になる確率が高くなる訳ですね
遺伝型の糖尿病もあるので全て鍼灸でよくできる訳ではないのですが
只今見させて頂いている患者様は1ヶ月週に1回の鍼施術で空腹時血糖値がここ1年の中で1番低くなりHba1cの値も0.6減少した方もいます
もちろん運動と食事に気を使わないといけませんが引き続き経過を見て良い結果が出続けてくれればと思います。